FX含み損ってなに?
FXや株の取引には「含み損(ふくみぞん)」という言葉があります
これはまだ決済(けっさい)していない「今ある損」のことなんです
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たとえば、1ドル=150円のときにドルを買ったとします
その後、1ドル=145円に下がったとしたら、5円分の損が出ています
でも、まだそのドルを売っていなければ、実際にはお金は減っていません
この「まだ確定していない損」のことを、含み損といいます
逆に、値段が戻ってきて1ドル=151円になったら
今度は含み益(ふくみえき)になります
つまり、含み損は「このままだと損してるけど、まだチャンスはある状態」なんです
でも、この含み損をずっと放っておくと、困ることもあります
1つ目は、証拠金(しょうこきん)が減って、ロスカットされるかもしれないということ
ロスカットとは、損が大きくなりすぎるのを防ぐために、自動でポジションが決済される仕組みです
つまり、強制的に損を確定させられてしまうことです
2つ目は、精神的なストレスが大きくなることです
画面を見るたびに赤字が続いていると、気持ちが落ち込んだり、冷静な判断ができなくなったりします
だからこそ、含み損が出ているときには「この損をどうするか?」を考える必要があります
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・一時的な値動きなら様子を見る
・トレンドが変わったと思ったら損切りする
・新たなチャンスがあれば別の取引を考える
など、自分のルールをしっかり決めておくことが大切です
ちなみに、含み損がある状態では、利益が出ている別のポジションの利益でカバーすることもあります
こういった判断を上手にできるようになると、FXや株で負けにくくなっていきます
まとめ
「含み損」は、まだ確定していない損のこと
損を確定させるかどうかの判断は、自分で考えて決める必要があります
でも、放っておくとロスカットされたり、ストレスがたまったりするので
しっかり管理することが大切です
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